MarchenStream

Help / Ver.1.0.0

MarchenStream の使い方

MarchenStream と MarchenStream Lite の基本操作、Voice Setup、各モード、Style、音量・ノイズ調整、困ったときの確認ポイントをまとめています。

はじめて使う方は「最初の流れ」から、詳しく知りたい方は「各コントロールの意味」や「詳細仕様」から確認してください。

Voice Setup guide screen
Voice Setup guide

Quick Start

最初はこの順番で使います。

細かい調整に入る前に、まずはVoice Setupで声の基準を作るのがおすすめです。

01

プラグインまたはStandaloneを起動

DAWや対応ホストではVST3として、単体で確認したい場合はStandaloneアプリとして起動します。

02

マイク入力を確認

声を出したときにVUメーターが動くか確認します。反応しない場合は、ホストやOS側の入力設定を確認してください。

03

Voice Setupを実行

表示されるガイドに沿って、普段の声・大きめの声・無音状態を確認します。

04

Styleを選ぶ

Vocal / Rock / Talk / Noisy / Sweet / Clear などから、声や用途に近いものを選びます。

05

配信ソフト側で最終確認

OBSやDAW側のメーターでも音量を確認し、必要に応じてOutputを微調整します。

Voice Setup

ガイドに沿って声を聴かせるだけで設定を作ります。

Voice Setupは、声の大きさ、環境ノイズ、コンプレッサー、リミッター、最終出力のバランスを順番に確認するための機能です。

Voice Setup start
開始時:測定内容と目安時間を表示
Voice Setup reading
読み上げ中:表示された文章を読みます

所要時間

目安は約4〜5分です。環境ややり直し回数により前後します。

読む声

普段の配信に近い距離・声量で読んでください。Final Checkでは少し大きめの声も確認します。

ノイズ測定

ノイズ測定中は話さず、普段の配信環境に近い状態で静かにしてください。

やり直し

声が小さすぎる、クリップする、環境音が大きい場合は、表示に従って再確認してください。

Modes

モードの選び方

同じ処理を、目的に合わせた画面で操作できます。

01

Simple

普段使いに向いた基本画面です。Input、Noise、Tone、Power、Auto Guideなど、主要な操作だけを見やすくまとめています。

02

Pro

Noise / Gate / Room、Tone / EQ、Warm Comp、Fast Comp、Limiter、Outputを細かく操作できます。

03

Analyzer

スペクトラムやReduction Viewを確認し、処理の状態を見ながら調整できます。音作りの確認やトラブル確認に向いています。

04

Lite

小さなUIで、Auto GuideとVoice Setupに集中した画面です。無料版MarchenStream Liteのベースにもなっています。

Controls

各コントロールの意味

細かく調整するときの目安です。最初から全部触る必要はありません。

機能役割調整の目安
InputマイクからMarchenStreamに入る音量を整えます。小さすぎると処理が反応しにくく、大きすぎるとクリップしやすくなります。
Noise部屋のノイズや常に鳴っている音を抑えます。効かせすぎると声が不自然になるため、まずはVoice Setup後の値を基準にします。
Gate声がない部分の音を下げます。語尾が切れる場合は弱め、無音時のノイズが気になる場合は強めます。
RoomRoomはNoiseの子機能です。NoiseがOFFのときはRoomも実質OFFになります。強くしすぎると声の中域が減ったように感じる場合があります。控えめが基本です。
Tone / EQ声のこもり、明るさ、空気感、歯擦音などを整えます。Low/Midは声の土台、High/Airは明るさや抜けに関係します。
Warm Comp声の土台をなめらかに整えるコンプレッサーです。声の平均的な聞こえ方を安定させたいときに関係します。
Fast Comp急なピークや強い声を受け止めるコンプレッサーです。大きな声だけ飛び出る場合や、ピークを整えたい場合に関係します。
Limiter最終段で急な大声を受け止めます。常に強く動く状態ではなく、危ないピークを安全に抑える使い方が基本です。
OutputComp後 / Limiter前の最終レベルを調整します。配信ソフト側のメーターを見ながら、最終音量を微調整します。
Target / Range / PunchAuto Guideの方向性を決めます。Targetは目標音量、Rangeは音量の幅、Punchは勢いやキャラクターの目安です。

Meter

VUメーターと状態表示

SAFE

余裕がある状態です。音が小さすぎないかも合わせて確認してください。

GOOD

配信で使いやすい音量に入りやすい状態です。

HOT

声が歪んだり、配信ソフト側で赤くならないか確認してください。

CLIP

音が大きすぎて歪む可能性があります。Input、Output、マイクゲインを確認してください。

Style

Styleの使い方

Styleは音作りを保存・読み込みする仕組みです。現在のMarchenStreamでは、音作りの管理をStyleとして扱います。Factory Stylesは音作りの出発点、自分の設定はUser Styleへ保存します。

Factory Styles

Vocal / Rock / Talk / Noisy / Sweet / Clear などの出発点です。選んだあと、必要に応じて微調整してください。

User Style

自分で調整した設定を保存する場所です。配信内容やマイクごとに分けておくと便利です。

書き出し / 読み込み

.marchenstyle形式で書き出し・読み込みできます。MarchenStream Liteとの互換性があります。

Profileを含める場合

別PCへ移行するときなど、必要に応じてNoise / Room ProfileをStyleに含めて書き出せます。

MarchenStream Lite

無料版Liteの使い方

MarchenStream Liteは、Lite専用UIで使う無料の別製品です。製品版のLiteモード画像と混同しないよう、ロゴにLite表記があります。

MarchenStream Lite UI
MarchenStream Lite / 無料版

Liteでできること

  • Voice Setupで配信用の音声設定を作成
  • Target / Range / Punchで声の方向性を調整
  • Input / Outputで入り口と最終音量を調整
  • Noise / GateをON/OFF
  • 右側VUメーターで音量を確認
  • 製品版と同じStyle形式に対応

Simple / Pro / Analyzerの通常導線はありません。より細かく調整したい場合は、フル機能版MarchenStreamを使用してください。

Lite setup start
Lite版のガイド表示
Lite setup reading
Lite版の読み上げ画面

Install

インストールと対応形式

MarchenStream

Version
1.0.0
Format
VST3 / Standalone
Platform
Windows
Modes
Simple / Pro / Analyzer / Lite

MarchenStream Lite

Version
1.0.0
Format
VST3 / Standalone
UI
Lite専用
Settings
製品版と分離

注意

VST3
ホスト側がVST3に対応している必要があります。
OBS
直接VST3を読めない場合があります。
Style
.marchenstyle互換があります。

OBS

OBSで使う場合

OBS環境では、VST3を直接読み込めない場合があります。その場合は、VST3対応ホストやルーティング用ソフトを介して使用する方法を検討してください。詳しい案内はOBSページにまとめています。

Trouble Shooting

困ったときの確認ポイント

音が出ない / メーターが動かない

Standaloneの場合はオーディオデバイスと入力チャンネルを確認してください。DAWやホストの場合は、トラックの入力、モニター、プラグインの挿入位置を確認します。

音が小さい

Input、Output、ホスト側のトラック音量、配信ソフト側の入力レベルを順番に確認してください。Voice Setup後でも、マイク距離や声量が変わると調整が必要になる場合があります。

声が割れる / CLIPする

マイクゲイン、Input、Outputを下げます。Limiterが常に強く動いている場合は、手前の音量が大きすぎる可能性があります。

ノイズが残る

NoiseをONにし、Voice Setupのノイズ測定をやり直してください。PCファンやエアコンなど、一定ではないノイズは完全に消えない場合があります。

語尾が切れる

Gateが強すぎる可能性があります。Gateを弱める、Voice Tailを調整する、Noise Learnをやり直すなどを試してください。

声がこもる / 明るすぎる

ToneでLow/Mid/High/Airを調整します。こもる場合はMid CutやHigh/Air、明るすぎる場合はHigh/AirやDe-esserを確認します。

Lite版と製品版の違いが分からない

MarchenStream Liteは無料の別製品で、Lite専用UIです。MarchenStreamはSimple / Pro / Analyzer / Liteを搭載したフル機能版です。

Support

解決しない場合

環境によって原因が異なるため、使用しているOS、ホスト、オーディオデバイス、発生している状況を添えてお問い合わせください。